20秒でわかる顎関節症
セルフ診断

当院について

当院の治療方針について

当院の治療方針について

その場しのぎで終わらせない、が当院の出発点

顎関節症の治療において、当院が大切にしているのは、その場しのぎの対症療法だけで終わらせないことです。

  • 顎の痛み
  • 口が開かない
  • 関節が鳴る
  • 噛みにくい

こうした症状は、日常生活に大きな支障を与えます。そのため、まずは現在つらい症状を和らげることが重要です。

しかし一方で、症状だけを一時的に抑えても、背景にある咬み合わせや歯列、下顎位の不安定さ、顎関節への負担がそのままであれば、再発や慢性化につながることがあります。

当院では、顎関節症を単なる「痛みの問題」としてではなく、顎関節・関節円板・筋肉・咬合・下顎運動の不調和として総合的に捉えています。

そのため、治療も単に痛みを取ることだけを目的とするのではなく、症状の緩和と機能の回復を図った上で、最終的には根本的な安定を目指すという考え方を重視しています。

初期治療の役割と目的

スプリント(マウスピース)
スタビリゼーション口腔内装置を用いた治療

顎関節症の治療では、いきなり大きく咬み合わせを変えるのではなく、まず初期治療から始めます。当院では、初期治療の中心として、スプリント(マウスピース):スタビリゼーション口腔内装置を用います。

スプリント(マウスピース)スタビリゼーション口腔内装置を用いた治療

この治療の目的

  • 顎関節や筋肉にかかる過剰な負担を軽減すること
  • 痛みや開口障害などの症状を緩和すること
  • 下顎の動きを安定させること
  • 顎関節と関節円板の位置関係を、より安定した機能的に望ましい状態へ導くこと

顎関節症の患者様では、関節や筋肉に無理な負荷がかかっていたり、下顎の位置が不安定であったり、関節円板との位置関係に乱れが生じていたりすることがあります。

そのような状態で、いきなり矯正治療や補綴治療に進んでも、症状の強い時期には正確な評価が難しく、治療の基準自体がぶれやすくなります。

そのため当院では、まずスプリント(マウスピース):スタビリゼーション口腔内装置を用いて顎関節と筋肉を落ち着かせ、症状の緩和と関節の安定化を図ることを重視しています。

言い換えると、初期治療は単なる応急処置ではなく、根本治療へ進むための土台づくりでもあります。土台が傾いたまま家を建てると、あとで困ります。顎もだいたい同じです。

初期治療はゴールではなく、
スタートライン

初期治療はゴールではなく、スタートライン

症状が落ち着いたら、原因と向き合う段階へ

スプリント(マウスピース):スタビリゼーション口腔内装置によって症状が改善すると、患者様としては「これで治った」と感じられることもあります。もちろん、初期治療だけで十分に安定し、そのまま良好に経過するケースもあります。

しかし当院では、症状が落ち着いたあとにこそ、本当の意味で治療の本質が見えてくると考えています。

なぜなら、痛みが強い時期や顎の動きが不安定な時期には、本来の咬合の問題や歯列の問題、下顎位の不安定さが見えにくいことがあるからです。

初期治療によって顎関節と筋肉の状態が落ち着き、顎関節と関節円板の位置関係が改善し、下顎の動きが安定してきて初めて、何が本当の原因なのか、どこを整えるべきなのかが明確になってきます。

当院は、ここを非常に重要視しています。

つまり、マウスピースで症状を抑えることがゴールではなく、その後に何を根本的に整えるべきかを見極めることが重要だと考えています。

当院が重視する根本治療

当院が重視する根本治療咬合と機能の安定を目指します

根本治療で何を目指すのか

当院では、顎関節症の根本治療として、咬合と機能の安定を非常に重視しています。顎関節症の背景には、歯列不正、咬合不安定、不適合な補綴物、咬合支持の不足、下顎位の不安定さなどが関わっていることがあります。

こうした問題が残ったままだと、初期治療で一時的に改善しても、再発や慢性化につながる可能性があります。そのため当院では、初期治療後の状態を丁寧に再評価し、必要に応じて次のような根本治療を行います。

矯正治療

歯列不正や咬み合わせのズレが大きい場合には、矯正治療によって歯列と咬合を整え、より安定した機能を目指します。

見た目を整えるだけではなく、顎関節や筋肉に無理の少ない咬合関係をつくることが重要です。

矯正治療

補綴治療

被せものや詰め物の不調和、咬合支持の不足、咬耗などがある場合には、補綴治療によって咬合を再構成し、安定した咬み合わせを目指します。

補綴治療は単なる修復ではなく、顎関節症の患者様においては機能再建の一部として考える必要があります。

補綴治療

矯正+補綴のコンビネーション治療

歯列不正と補綴的不調和が複雑に絡んでいる症例では、矯正治療だけ、補綴治療だけでは不十分なことがあります。
そのような場合には、矯正と補綴を組み合わせて、全体として無理の少ない咬合と下顎位を設計することが必要になります。

矯正+補綴のコンビネーション治療

症状と構造、両方を見るのが
当院の特徴

当院の治療は「症状の改善」と「構造の安定」の両方を目指します

当院の治療方針を一言で表すなら、症状の改善だけでなく、構造と機能の安定まで目指す治療です。

顎関節症の患者様では、どうしても「今の痛みを何とかしたい」「口を開けたい」「音を止めたい」という気持ちが強くなります。それは当然のことですし、まずそこに応えることはとても大切です。

だからこそ当院でも、まずはスプリント(マウスピース):スタビリゼーション口腔内装置を用いた初期治療によって、症状の緩和と顎関節の安定化を図ります。

しかし、そこで終わらず、その後に咬合・歯列・補綴状態・下顎位・機能的安定を見直し、必要であれば根本治療へ進む。これが当院の大きな特徴です。

つまり、初期治療は「今つらい症状」に対する治療、根本治療は「再発しにくく、安定した状態」を目指す治療と考えています。

当院が大切にしている考え方

当院が大切にしている考え方

当院では、顎関節症をただ痛みを取るだけの治療としては考えていません。大切にしているのは、

  1. まず症状を落ち着かせること
  2. 顎関節と関節円板の位置関係を改善し、安定した状態へ導くこと
  3. 筋肉や下顎運動を整えること
  4. そのうえで、咬合と機能の根本的な安定を目指すこと

そのため、スプリント(マウスピース):スタビリゼーション口腔内装置による初期治療と、矯正治療・補綴治療・矯正+補綴のコンビネーション治療による根本治療を、ひとつの流れの中で考えています。

顎関節症は、症状だけ見ていると目先の改善で終わりやすい疾患です。しかし本当に重要なのは、その先にある安定した機能と再発しにくい状態です。当院は、その点を大切にしながら治療を行っています。

顎関節症でお悩みの方へ

顎関節症でお悩みの方へ

顎の痛み、口の開けにくさ、関節音、噛みにくさなどでお悩みの方は、単に「症状を抑える」だけでなく、その背景にある原因まで含めて考えることが大切です。

当院では、まずスプリント(マウスピース):スタビリゼーション口腔内装置による初期治療を行い、症状の緩和と顎関節の安定化を図ります。

その後、必要に応じて矯正治療・補綴治療・矯正+補綴のコンビネーション治療による根本治療へ進み、咬合と機能の安定を目指します。

痛みを取るだけで終わらせたくない方、繰り返す顎関節症を根本から見直したい方は、ぜひご相談ください。